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法律は誰が作っているのか

日本に住んでいると、たくさんの法律に生活が縛られていることに気がつきます。一番感じることになるのが、車の運転かも知れません。速度が40キロ制限の道路を50キロで走行しただけで、おまわりさんにつかまってしまうことになります。10キロぐらいのオーバーは許して欲しいのですが、これも法律によって違反とみなされ、罰金を払うことになります。このたくさんある法律は、いったい誰が作っているのか知っているでしょうか。基本は国家で作られると言うことで、国会議員が提出する法案と内閣が閣議決定した法案が専門家によって審査され通ったものが、国会審議で可決されたものが法律として成立することになります。テレビなどの国会中継を見ている人は、こんな人たちが本当に作るのだろうかと疑心案義にもなると思われますが、議員立法の提出の数は少なく、多くは内閣立法となっています。つまり、官僚と言われる人たちが、必用に応じて作成したり改正しているのが現状と言って良いのでしょう。

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